roots of takaboo

いままで沢山 聴いて 触って 私は今ここにいる

我が家は貧乏で「おもちゃ自分で作れ」って言われて「ノコギリ」持たされたのって幼稚園だった
親父の宝物「オープンリールデッキ」で、マイク片手に「働くおじさん」とか録音してた
録音したさによく学校を仮病でズル休み

小学校の低学年からこれじゃぁ今の無法者生活感は予測範囲だね(^^)

我が家にはその当時珍しい「ステレオ」があってね、「子鹿のバンビ」とかの音読本みたいなレコード良く聴いてたな
親父が大の「古賀雅男ファン」で、弾きもしないのに「ガットギター」が転がってた
音楽の真似事はそのギターが最初の楽器だと思う
親戚の家に行くと聴いた事も無いような「うるさい音楽」が響いてた 
「ビートルズ」や「ローリングストーンズ」を「聴きな!」って進める不良ネーチャンと
「イルカ」や「かぐや姫」を「聴けば?」ってかけてくれるネーチャン
思い返せばどっちも好きだった気がする

小学5年生の頃「Y.M.O」が聴こえてくる
直接「Y.M.O」に入ったんじゃなくて「山口百恵」の「プレイバックpart2」って曲の「ピコピコシーケンス」にヤラレたんだよね
で、「ネーチャンこれなに?」って訪ねたら「コンピューターで音楽が出来る時代が来たんだよ」って話してくれて
ついでに「ライディーン」も聴かせてくれたと
衝撃的な音の世界は「麻薬」となりボクを蝕む
聴く事が全てだったボクに「触りたい」って思わせた音楽

technopopと呼ばれたジャンルも聴きながらなぜか「TOTO」とか「ジェームステイラー」なんての聴いてたりして
ボクの中で「いいな!」って思うものが「ジャンル」になっていった

ある日、粗大ゴミで「壊れた足踏みオルガン」を我が家に連れて帰ってくるのだけれど
その影響は「坂本龍一」や「デビットペイチ」といった「鍵盤弾き」の影響だろう
学校の音楽の授業は大嫌いだったけれど、ピアノの置いてある音楽室は大好きだったな
オルガンではモノ足りず、遂に欲求が暴れ出す
「シンセサイザーホシイ」の一言は親父の反感を買い、何度も殴られて泣いた
本当に欲しくて、でも中学生には大金過ぎて気が狂いそうだった
音楽雑誌の写真に載ってる楽器の欲しさ余りに「段ボール」でハリボテ作ったり
梅田の第2ビルの2Fにあった「Roland」のショールームや楽器屋へ何度も何度も通い詰めてた
梅田ナカイ楽器に行くと「Prophet-5」が飾られていて「170万」って書いてある値札を見る度
「いつか買うちゃる!」って唱えてたっけ(^^)
カタログ貰って眺めるのが精一杯

「ヒューマンリーグ」やら「ヤズー」やら「デュランデュラン」やら「カルチャークラブ」
「ジャパン」やら「ホール&オーツ」やら「ヴィザージ」やらが我が家に列んでた頃
ボクはなぜか、よくスカート履いてたヨ

最初に家出して迄買ってもらったのは「KORG MONO/POLY」ってシンセサイザー
Roland Juno-6ってのと迷った挙げ句の選択決定打は、あれだけ反対していた「親父」の一言
「こっちの方が末末使える」
ちゃんと色々調べてくれてたみたい(^^) 
いつだったかのお年玉で「BOSS Dr-55」ってリズムマシンを手に入れる
カセットデッキ2台でダビングしながら音を重ねる「ピンポン録音」って技で、色々作りはじめた頃だね
始めての作品はお手製「カセットアルバム」
カセットケースに段ボールのジャケットまで手書きして友達に半分無理矢理聴かせてた(^^)
毎日が驚きと発見の日々だった 

洋楽にハマり「トンプソンツインズ」やら「トーマスドルビー」やら「クラフトワーク」やら....
シンセ鳴ってるレコードをあさりまくって聴いてた
Dr-55のTrigをMono/Polyに突っ込んで「シーケンスもどき」でガサゴソ作ってたんだけど
「MC-202」ってコンポーザーが来た時から「音楽らしいもの」を作りはじめた気がする
友達が「KORG Poly-61」ってのを買って「和音が弾けるー!」って騒いでた(^^)
昔は「和音」弾けなかったんだもん....シンセ(><)
心斎橋にある「国際楽器社」はヨダレものの機材をいつも展示してた
 心斎橋YAMAHAに行くと「MOOG」も触れた
この頃触った楽器は山程 !でもどれも高価で買えないものばかりだったな
一番ビビったのは「フェアライト」
難波GATEの近くのサーフィンショップの中になぜかデモ機が置いてあった.....
この頃はとにかく楽器屋巡り!
触った楽器はアホ程あるよ!
「SH-2/Promars/Jupitar-4/Jupitar-8/Juno-6/Juno-60/SYSTEM-100M/SYSTEM-700/MC-4/MS-10/MS-20/delta/mini KORG/Polysix/Trident/PS-3200/MultiMoog/MiniMoog/CS-20M/CS-15/CS-5/CS-10/CS-15D/SK-30/DX-7/DX-9........」
触れるものは片っ端から触ってた(^^)「PPGやフェアライト、Prophet」は見るだけ!触れなかったな(^^)

高校の頃にはバンドしてた
ジャンケンに負けて「ドラマー」してたよ(^^) 
でもドラムセットの横にはシーケンス出し用のMSQ-700とJuno-106 AKAI X-7000とMono/Polyってへんてこなドラマー(^^)
ヘッドフォンでクリック聴きながらオリジナル曲やってた
免許も車も無いから「市バス」で何度も往復してリハスタ運んでたっヶ(^^)
「フューチャリスタ」ってバンド名だったっけかな?その頃の曲、好きだったなぁ〜!
でもなんも残って無い(><)
ドラム叩いてたからかな?リズムマシン大好きで、沢山出入りがあったよ
「Dr-55→Dr-110→RX-15→DPM-48→RZ-1→TR-909→MPC-60」って感じで(^^)
80sっていうんだっけか?そんな時代背景をおもいっきり音楽三昧で走ってた


高校生のとある日、「なんで自分の作った曲はレコードの質感じゃないんだろう?」って
いろんな本を読んでくうちに「サウンド&レコーディングマガジン」って本に出会う
恐ろしいね、今から25年も前の話だよ!
その本の内容....何かいてるのか意味ワカンナイんだけど「エンジニア」って人がいて、その人が音をまとめる事を知る

知りたくなったんだ...その魔法の使い方
出来るようになりたくなったんだ....誰の為でも無く「自分の作品をよりよく、責任とれるように」

「ピーターガブリエル」とか「スティービーワンダー」とか「アースウインド&ファイアー」とか
「ミッシングパーソンズ」とか「ピンクフロイド」とか「タンジェリンドリーム」とか
「スクリッティーポリッティー」とか「バンヘイレン」とか「ジャーニー」とか
「ポリス」とか「イエス」とか「シック」とか
だんだん濃いのが好きになって来て
「チャカカーン」とか「アニタベイカー」とか「ナタリーコール」とか「パティオースティン」とか
黒人の女性モノもよく聴いたな...
みんな唄が上手くてね「どうしてそんなに気持ち良く唄えるんだろう」ってよく考えた

専門学校に入ってから「音楽バカ生活」は加速したね
超巨大なコンソールに触れる度「すごいな」っておもった

なかなかいい音が出せなくて「才能無いのかね」って何度も思ってた
触れる機材は片っ端から触ってた
NeveとかUreiとかLexiconとかAMSとかAPIとか STUDERとか
普通に生きてたら絶対触れない機材たちは「英文マニュアル」でね(^^)
辞書片手に説明書を解読しまくってたな

聴く音楽が濃くなるにつれて作る作品も手のこんだものを狙ってた気がする
機材が欲しくても貧乏だったから「ローン」でチマチマ買い足してった
RolandのS-50ってサンプラーがやって来た
「フェアライトもどき」なことが面白くて、色んなものにマイクを向けて音楽作ってた
AKAIのサンプラーもよく使ったなぁ...
S-612/X-7000/S-900/S-1000/S-1100/S-3000/CD-3000/Z-8
殆ど持ってたり触ってたけど、E-muのEmulator2とかEmax触った時に「外人の感性って、耳ってスゲー」っていつも思った
出てくる音の「質感と色」が違うんだもの....
「フロント242」とか「ニッッアエブ」とか「イレイジャー」とか「デペッシュモード」とか「OMD」とかも聴いてたなぁ
学生さん卒業して「仕事」を始めたんだけど「給料」ってものは貧乏人を恐ろしく狂わせる!
殆どが音楽に(^^)
楽器も増えた増えた!

AKAI MPC-60は人生観変えた1台だな
D-70とかTX-802とかMKS-70とかVX-600とかって機材の中に遂に!!Prophet-5がやって来た
自分の部屋に連れてかえって来た日、10年恋いこがれてたマシンをベッドに入れて添い寝したんだよ@!!(マジ)
Prophet-5は「あの音」がした
サカモトだったりデビシルだったりピーガブだったり.......まさに「B.G.M/Y.M.O」だったなぁ......
「ずるい楽器」って印象(^^_)
舶来アナログを収集しはじめたのもこの時期かな?
最多の頃は「Prophet-5/Prophet-T8/Pro-One/Prophet-VS/MemoryMoog/Ob Xpander/MicroWave」って程
でかいから置く場所にも困ってた(^^)
Sequencerも沢山変えた
MC-202/MSQ-700/PC-98+カモン/QX-3/MPC-60」ときてMacintoshを観た時に「買わなきゃ!」ってDigidesign人生が始まる(^^)
Mac 2 fxとSoundDesigner2から始まってStudioVisionProとSESSION-8で一気に「宅録」はクヲリティーを上げたんだけど
ProTools1が来た時は「オートメーション!!」って飛び上がったよ
時代がどんどんDigitalに進んで行って「O2R」が来た時は「無敵じゃ〜!」って作品作りまくってた
今でも素晴らしいコンソールだと思う、O2R
8Tr-Digital Deck TASCAM DA-38を3台も買い込んで24Trレコーディングしてたのもつかの間!
24bitの時代がやって来て「かっちゃえ!」ってProTools TDM 24Mix-Plusに手を出した

時代がスコシヅツ変わってった
それまでは仕事も外のスタジオで「SSL」と「エンジニア」って感じだったのに
気が付けば「自宅でカンパケ」になってた .....


でもいつも思う

大きなブースとでかいコンソールのあるスタジオが好きだ
相変わらず「トレバーホーン」憧れちゃう

4mを超えるSSLの前に座る度「ここってなんて気持ちいい場所なんだろう......」って
ハイエンドの機材はやっぱり素晴らしい

できる事ならボクも「正当な評価」を貰いながら「スタジオワーク」も続けていたいと......